「冷え」とは

「冷えは万病のモト」東洋医学では、
はるか昔からあることば。
東洋医学では、「冷え」はそのままにしておくと
カラダの中に積み重なり、
やがて病気の原因となる未病に。
冷えの改善には日々の養生の大切さが
あげられてきました。

お灸がなぜ「冷え」に

ツボにお灸をする女性のイラスト

ツボ(毛細血管が収縮しているポイント)にお灸をすえると同時に、ツボと関連する冷えた部分の血行が改善して温まります。

お灸で「血」のめぐりが改善されると、自律神経(交感神経、副交感神経)の切り替えがスムーズになり、手先、足先が温まります。
交感神経ばかりが働いていると、頭部の血流が増え、カラダの末端である手先、足先が冷えやすくなりますが、副交感神経が働くとカラダと心の緊張がほぐれ、手先、足先の血行が回復して温まります。
「四肢末端型」の冷え症の方は、自律神経(交感神経、副交感神経)の切り替えができないことが原因なのです。

お灸とは

お灸は東洋医学です。
お灸の歴史は2000年をこえるといわれています。
お灸の原料、よもぎの葉の裏の綿毛だけでつくるもぐさの、ほどよい温熱がツボをあたため自然治癒力を高めて症状を改善します。自然のチカラで副作用もなくやさしいのです。

お灸の原料の画像

積冷(しゃくれい)

「冷えは積み重なる」

「手先や足先が冷える」「下半身はいつも冷たい」日々あまり気にしないほどの冷え。降りつづく雪が積るとやがて氷に変わるように「冷え」も積み重なるとさまざまな症状をひきおこします。
東洋医学では、2000年以上も前、張仲景によって編纂された「金匱要略方論」に「冷え」が積み重なることを「積冷(しゃくれい)」と記されています。
そして東洋医学では、こうした冷えの積み重なりを「未病」と呼び、さまざまなカラダの不調を引きおこす前ぶれとしてきました。
「冷え」はいいかえると、カラダをコントロールする機能の悲鳴でもあるのです。
だから、「私は、冷え症」と放置するのではなく、日々の冷えを解消する冷え養生が大切です。
食事に気をつける、運動、ストレスをため込まないなど日々の生活の見直しとともに「お灸で養生」がおすすめです。

冷え症 冷え性

冷え症で凍える女性のイラスト

一年中、手先、足先が冷たい、お腹をさわると冷たいなど今、冷えを訴える人は多く特に女性では、その70%がなんらかの冷えの症状を感じているとされています。
「冷え」は女性だけでなく今では男性も増え、一年中TVでも雑誌でもよく取りあげられています。
「冷え」は字であらわすと「冷え性」「冷え症」の2つのことばが使われてきました。
西洋医学では「冷え」は病気ではなく、冷えやすい体質ということで「冷え性」と呼ばれ、一方、東洋医学では2000年以上も前から「冷え」は病気の前兆ととらえ「未病」つまり病気として扱うところから「冷え症」の表記が使われたのです。
最近では、私たちの生活そのものに「冷え」が入り込んできたこともあって「冷え症」の表記が増えてきています。せんねん灸では、もちろん「冷え症」です。

これは「冷え」です

  • 手先や足先が冷える(四肢末端型冷え)

    • 手先や足先が冷える
    • 寒くなると指先が白くなる
    • 冷えると肩コリ、頭痛がおこる
    • 年中ストレスを感じている

    ダイエットによる食事制限や小食でカラダを温めるエネルギー不足が原因の冷え、若い女性、シニアにも多い。

  • 足や腰などの下半身が冷える(下半身型冷え)

    • 手はあたたかいが足はつめたい
    • 上半身は汗をかくこともある
    • 女性だけでなく男性にも多い

    デスクワークがつづくと下半身の筋肉が固くなり、下半身への「血」のめぐりが低下して冷えてきます。その反面、上半身には「血」がめぐり、頬がほてるほど。
    下半身冷えは、筋肉のおとろえも原因にあげられます。

  • カラダの中心が冷える(内蔵型冷え)

    • 手足は、あたたかくても
      お腹がつめたい
    • 全身に汗をかきやすい
    • つめたい飲みものが好き
    • 年中ストレスを感じている

    「かくれ冷え」とも呼ばれ、30代からの女性に多い冷え。今では男性も多い。朝、起きる前に手をお腹にあてて手があたたかく感じると「かくれ冷え」です。

  • カラダ全体が冷える(全身型冷え)

    • 常に体温が低い
    • 一年中「冷え」を感じている
    • 気がつかないことも多い

    一年中「冷え」を感じているために気がつかないことも。いつもカラダがだるい、気分がのらないなどの症状も。
    不規則な食生活で基礎代謝の低下が原因の場合も。

※冷え症の分けかたはあくまで目安です。
手足だけでなく全身も冷えるといった症状が重る混合形に冷えも多いのです。

冷え暦

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