1月という月

風花 舞う

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寒仕込・三寒四温・春隣

1月7日は暦の上では「小寒」

小寒と次の節気「大寒」をあわせて約30日間、春を告げる立春の前日の節分までが「寒の内」です。
寒中とか、寒とも呼びますが、その字の通り一年で最も寒さのきびしい時期です。
小寒の日は「寒の入り」そして寒の内の終わりは「寒明け」と呼びます。

この寒さの最もきびしい時季に行われるのが、寒中水泳や武道などの寒げいこ。
あえて厳寒期に行うことで心身を鍛えるならわしが古くから行われてきました。
そして寒の修行といえば、仏教では寒行、素足にわらじの雲水の列が「オー」と声を合わせて街をゆく寒行托鉢(かんぎょうたくはつ)「オー」ときこえる声は正しくは法雨。
仏の教えを意味する仏教のこと。仏教の教えがみんなに届くようにと想いがこもっているのです。

そして「寒の内」の寒さはくらしの中にさまざまなかたちで生かされてきました。
きびしい寒さの中で汲んだ水は寒の水と呼んで雑菌が少なくきれいということで、酒、味噌、しょうゆなど発酵食品の仕込みがピークを迎えます。
寒の水を仕込んだ酒は今も寒仕込みと呼ばれておいしい酒とされています。
気温も水温も自然の営みに託されていた時代、この寒の内の寒さもくらしの中に生かしてきたのも先人の智恵だったのです。

1月の冷え

冬の寒さはピーク。カラダを温める機能をより高めるためにカラダは、腎の働きをより活発にして熱をつくりつづけています。
私たちは、カラダの熱を逃がさないために、手をにぎり手首やヒジを曲げ、肩甲骨をあげ、首を亀のようにすくめ腰をかがめ歩幅をせまくしてカラダ全体が緊張してこわばった状態になり冷えも進行します。
冷えによる胃腸の消化機能が低下しているうえに、年末年始から始まった食べすぎ、飲みすぎで胃腸の負担もつづき、胃腸が張り、背中がこわばり首コリ、肩コリがおこってきます。

1月の「冷え」のツボ

  • 照海(しょうかい)
    カラダを芯からあたため、腎の機能をよりめざめさせます。ながびく風邪、ながびくセキ、痰が切れないなどにも有効

    [ツボのとり方]
    内くるぶしの真下にあり、押すと痛みを感じるくぼみが照海です。

    照海(しょうかい)の場所 動画をみる

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    せんねん灸の奇跡 レギュラー
    せんねん灸の奇跡 レギュラー

    もぐさを炭化することでお灸効果はそのままに火をつけてもせんねん灸オフシリーズ(当社従来品)に比べ煙のでないお灸です。寒く閉めきっ たお部屋でも気軽に使えます。しかも温熱効果が長くなりました。冷たい足におすすめです。

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  • 大陵(だいりょう)
    カラダ全体の緊張、こわばりをほぐします。「血」のめぐりをよくし、腎の働きを助けます。胃腸の働きを改善し、胸のつかえを緩和します。胃腸の不調からはじまる風邪予防、緩和にも有効

    [ツボのとり方]
    手のひらを上にして、手首にできる横じわ線上の中央が大陵です。

    大陵(だいりょう)の場所 動画をみる

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    せんねん灸 レインボー
    せんねん灸 レインボー

    台座にくぼみをつけ温熱がやさしく伝わります。さらに和紙をつけることでお肌の負担が一層軽くなりました。比較的皮膚の薄いツボにおすすめです。

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冷え性緩和の基本のツボ

  • 熱を作る力が弱い 腎兪(じんゆ)
    カラダの熱を作る働きを高めます。
    部分的に水が溜まって、むくみが増えてくるとカラダは冷えやすく温まりません。カラダの余分な水を外に出して、さらにカラダを温めます。

    [ツボのとり方]
    まずヒジの高さを確認します。
    ヒジと同じ高さで背骨の両脇を親指で押して気持ちよく感じるところが腎兪です。

    腎兪の場所 動画をみる
  • 全身へ熱を行きわたらせる働きが弱い 腰陽関(こしようかん)
    くび、肩、ヒジ、手くび、背骨、股関節、ひざ、足くびなど全身の関節をゆるめます。固くなっていた関節がゆるむとともに、かたよっていた熱を全身にめぐらせます。

    [ツボのとり方]
    両手親指を腰骨のきわにあて、そのまま背骨にむかってスライドしていきます。両手親指と背骨があたったところで、背骨と背骨のあいだのへこみが腰陽関です。

    腰陽関の場所 動画をみる
  • 全身へ熱を行きわたらせる働きが弱い 太渓(たいけい)
    カラダの熱を作る働きを高めます。
    部分的に水が溜まって、むくみが増えてくるとカラダは冷えやすく温まりません。カラダの余分な水を外に出して、さらにカラダを温めます。

    [ツボのとり方]
    内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみが太渓です。

    太渓の場所 動画をみる
  • 3つのツボにおすすめ商品

    火を使わないお灸 太陽
    火を使わないお灸 太陽

    火を使わずはるだけで気持ちよい温熱効果が約3時間。
    衣服の下にはり、そのまま外出もできるので大変便利なお灸です。

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監修:せんねん灸 お灸ルーム 鍼灸師

1月の「冷え」コラム

1月の冷えコラムイラスト

冷えはカラダからの警告

いよいよ冬本番 冷えの悩みが本格的になる時季です。
手足が冷たい、手先足先がいつもしびれている、肩コリがひどくなる、お腹がいつも冷たいと冷えの症状は人によってさまざまです。

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冷えとり薬膳

冷え症に良い食材 ねぎ
OKの食材
ねぎ ねぎの薬膳的効能は「気・血」のめぐりを改善してカラダを温め、発汗を促し、悪寒を取り除いて解熱、節々の痛みや頭痛を解消します。又、胃腸の働きを高め、消化不良を改善します。独特のにおいと辛味の元のアリシンは疲労を回復し、免疫を高めます。
香り成分ネギオールは、抗菌作用、抗ウイルス作用があり冬に多い風邪を予防します。
NGの食材
  • 乳製品

    乳製品

    牛乳はカラダに水をひき留めるため、人によっては冷え、むくみの原因になります。

  • 白砂糖

    白砂糖

    むくみやすくなるため、カラダが冷えている人は砂糖のとりすぎに気をつけて。

  • 酸化コレステロールが多く含まれる食材

    酸化コレステロールが多く含まれる食材

    血を汚し、血行を悪くします。インスタントラーメンの麺、加工肉食品、長期保存の焼き菓子など。

  • 冷たい物

    冷たい物

    冷たい物(氷入りの飲み物、食べ物、ビールなど)のとりすぎは、消化器官を冷やし冷えを悪化させます。

  • ごぼう・大根

    ごぼう・大根

    ごぼうは食べすぎるとカラダを冷やします。ごぼう茶も控えめに。
    大根おろしは、食べすぎると冷えがすすみます。加熱したり、切り干し大根はOKです。

監修:薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

冷えとりグッズ

冷えとりグッズ 湯たんぽ

湯たんぽ

ヒトは眠りにつくと深部体温がさがり始めます。
湯たんぽは入れた時はあつく、ふとんをぬくぬくにして、カラダをあたため眠りを誘います。そして眠りが深くなる頃には自然に温度がさがり始め、睡眠時の体温の低下のじゃまをしないため熟睡できます。だから今も湯たんぽの人気はたえないのです。(湯たんぽは寝る時はカラダに直接あてないように)

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