6月という月

雨 またよろし

水無月 鳴神月 五月雨月 夏越月

田植雨 若鮎 柚の花

6月に入り、いよいよ梅雨入りです。
梅雨というコトバは中国生まれ、ちょうど梅の実が熟する頃の長雨ということで梅雨。
日本には平安時代に伝えられましたが、日本には五月雨(さみだれ/さつきあめ)というコトバがあり、江戸時代になって「梅雨」は一般的に使われるようになりました。
田植梅雨というコトバもある通り、農耕がくらしのすべての基盤となる日本人にとってちょうど水が欠かせない田植え時に約一ヶ月も降りつづく雨は、天からに最大のプレゼントだったのです。
日本は世界でも雨の多い国、パリやロンドンの年間雨量が約500ミリなのに対し、東京や大阪は約1400ミリも降ります。
一年に120日、3日に1日は雨が降るのです。
又降りはじめた雨に草むらでは、ホタルブクロが花をつけています。
かつては梅雨を待ちかねたかのように夜空を舞うホタルをとった子どもたちが虫カゴがわりにホタルを入れたから名づけられたとも伝えられるホタルブクロ。又の名は、アメフリバナ。
花を摘むと雨が降るとも伝えられる雨の似合う花なのです。

6月の冷え

ジメジメ湿度が高い梅雨の季節を迎えると、私たちのカラダもこの自然界の影響をうけて、カラダの中に湿気がたまりやすくなります。カラダの中をめぐる水の流れが滞るようになり、余分な水分がたまってきます。

この時期は、「カラダが重だるい」「疲れやすい」「眠くなりやすい」「関節や筋肉の痛みが出やすい」「頭が重くなる」などという人が多いのが特徴です。この季節の湿気が多い環境(外湿:がいしつ)と、カラダの中にたまった余分な水分(内湿:ないしつ)とが引きおこすトラブルのことを「湿邪(しつじゃ)」と言います。

そして、水の特性は「冷やす」性質がありますので、カラダに余分な水分が増えれば、その分だけカラダに冷えが生じます。これに、熱中症予防によるエアコン使用と冷たい飲み物によって、さらにカラダが冷えます。
「湿邪(しつじゃ)」に冷えが重なると「寒湿(かんしつ)」と言い、カラダの表面から奥深くまで冷えますので注意が必要です。

とくにこの時期は、意識して、カラダの水はけをよくしておくことが大切ですので、
水分を吸収する「腸のはたらき」
水分を排出する「腎臓のはたらき」をあわせて高めることが大切です。

今年は、4月からつづいた新型コロナウイルス感染防止のため、外出自粛を強いられ、日本国民全員が頑張り続けてきた疲れが、気温と湿度の上昇による暑さ、梅雨という不安定な気候、マスク着用による息苦しさとが重なり、抑圧された環境からくるストレスも高まっています。
この時期は、もともと一種の適応障害から心身の不調を訴える人が多いのが特徴です。

ツボ二十四節気でおすすめしている「足三里」「中脘」とあわせてお灸をしましょう。


6月の「冷え」のツボ

  • 陰陵泉(いんりょうせん)
    東洋医学では、腎臓には「温めるはたらき」「冷やすはたらき」があると考えられています。冷え症の方は「温めるはたらき」が弱くなっています。
    6月は水分を吸収する「腸のはたらき」と水分を排出する「腎臓のはたらき」両方をあわせて高め、「むくみ」を解消するツボ「陰陵泉(いんりょうせん)」がおすすめです。

    [ツボのとり方]
    ひざのお皿から下がったところにある出っぱりを探し、ふくらはぎの内側へ指をずらし骨のキワにあるのが陰陵泉です。

    陰陵泉(いんりょうせん)の場所 動画をみる

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    せんねん灸オフ ソフトきゅう 竹生島
    せんねん灸オフ ソフトきゅう 竹生島

    むくんでいる時は、いつもより温熱を感じやすいため、おだやかな温熱が特長のソフトきゅうがおすすめです。

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  • 手三里(てさんり)
    腸には、食べ物をしっかり消化して栄養をとり、あわせて病原体を退治してカラダに入れないようにするバリア機能があります。ウイルスなどの病原体を体の中に入れないためには、皮膚、粘膜のバリア機能=腸管免疫を高めることが大切です。手三里のツボは腸のはたらきを高め、水分吸収を促して、「むくみ」の原因となる水余りを解消します。

    [ツボのとり方]
    ヒジを曲げた時にできるシワに人さし指をおき、指幅3本。くすり指があたっているところが手三里です。

    手三里(てさんり)の場所 動画をみる

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    せんねん灸 レインボー
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    湿度が高いこの季節は、台座についた和紙が水分を吸収し、お肌への負担が軽いレインボーがおすすめです。

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冷え性緩和の基本のツボ

  • 熱を作る力が弱い 腎兪(じんゆ)
    カラダの熱を作る働きを高めます。
    部分的に水が溜まって、むくみが増えてくるとカラダは冷えやすく温まりません。カラダの余分な水を外に出して、さらにカラダを温めます。

    [ツボのとり方]
    まずヒジの高さを確認します。
    ヒジと同じ高さで背骨の両脇を親指で押して気持ちよく感じるところが腎兪です。

    腎兪の場所 動画をみる
  • 全身へ熱を行きわたらせる働きが弱い 腰陽関(こしようかん)
    くび、肩、ヒジ、手くび、背骨、股関節、ひざ、足くびなど全身の関節をゆるめます。固くなっていた関節がゆるむとともに、かたよっていた熱を全身にめぐらせます。

    [ツボのとり方]
    両手親指を腰骨のきわにあて、そのまま背骨にむかってスライドしていきます。両手親指と背骨があたったところで、背骨と背骨のあいだのへこみが腰陽関です。

    腰陽関の場所 動画をみる
  • 全身へ熱を行きわたらせる働きが弱い 太渓(たいけい)
    カラダの熱を作る働きを高めます。
    部分的に水が溜まって、むくみが増えてくるとカラダは冷えやすく温まりません。カラダの余分な水を外に出して、さらにカラダを温めます。

    [ツボのとり方]
    内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみが太渓です。

    太渓の場所 動画をみる
  • 3つのツボにおすすめ商品

    火を使わないお灸 太陽
    火を使わないお灸 太陽

    火を使わずはるだけで気持ちよい温熱効果が約3時間。
    衣服の下にはり、そのまま外出もできるので大変便利なお灸です。

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監修:せんねん灸 お灸ルーム 鍼灸師

6月の「冷え」コラム

6月の冷えコラムイラスト

梅雨冷え

俳句の季語にも「梅雨冷え」というコトバがありますが雨が降りつづきジメジメがつづく梅雨はストレスも高まり体調をくずす人が増えます。
その不調をひきおこすのが梅雨冷えなのです。

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冷えとり薬膳

冷え症に良い食材 赤しそ
OKの食材
赤しそ 赤しそは殺菌 防腐 解熱 解毒作用があり、昔から梅干の着色、着香料や刺身のつまに用いられました。
薬膳では「気」のめぐりをよくして新陳代謝を高めることで、胃腸の働きを改善しカラダを温める効果があります。
解鬱(かいうつ)と言わる働きをもあり、ストレスからくるうつ感やイライラにも効果的で精神を安定させます。
カラダを温めて初期の風邪を治療し、さらにうつ感を解消する漢方「香蘇散」の主薬としても有名です。
赤しそにはアントシアニン、ロズマリン酸などのポリフェノールが豊富に含まれ、抗酸化作用が血流促進効果が期待できる。
NGの食材
  • 乳製品

    乳製品

    牛乳はカラダに水をひき留めるため、人によっては冷え、むくみの原因になります。

  • 白砂糖

    白砂糖

    むくみやすくなるため、カラダが冷えている人は砂糖のとりすぎに気をつけて。

  • 酸化コレステロールが多く含まれる食材

    酸化コレステロールが多く含まれる食材

    血を汚し、血行を悪くします。インスタントラーメンの麺、加工肉食品、長期保存の焼き菓子など。

  • 冷たい物

    冷たい物

    冷たい物(氷入りの飲み物、食べ物、ビールなど)のとりすぎは、消化器官を冷やし冷えを悪化させます。

  • ごぼう・大根

    ごぼう・大根

    ごぼうは食べすぎるとカラダを冷やします。ごぼう茶も控えめに。
    大根おろしは、食べすぎると冷えがすすみます。加熱したり、切り干し大根はOKです。

監修:薬膳料理 阪口珠未(さかぐち すみ)

冷えとりグッズ

冷えとりグッズ ストール

ストール

朝夕 肌寒く感じる「梅雨冷え」対策に
リネンやコットンの大判ストール
サッと巻くだけで
オシャレに・・・。
梅雨の晴れ間の紫外線からも
身を守ってくれます。
バックに一枚、便利です。

冷え暦

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