「冷え」コラム

熱をはこぶ毛細血管

熱をはこぶ毛細血管

冷えは「熱がつくれない」「熱をうまく運べない」ことといわれますが、熱をつくるためには、運動して筋肉を増やすとか、カラダをあたためる食べものとか、自律神経をととのえるなどさまざまな熱をつくる手だては良くいわれますが「熱をはこぶ」ことについてはあまり注目されてきませんでした。

カラダでつくられた熱は、栄養や酸素とともに血液によってカラダのスミズミにまで運ばれます。だから、冷え対策には熱をはこぶことはとても大切なのです。
今、その熱を運ぶ血液の通路である血管の働きがクローズアップされています。

ヒトのカラダをめぐる血管の総延長は10万キロ。なんと地球2周半もの長さがあるといわれていますが、私たちが血管ときいてすぐピンとくるのは、動脈、静脈です。
しかし動脈や静脈などの太い血管は全部合わせてたったの1%。残りの99%が毛細血管なのです。
いちばん細いところは毛髪の1/20という目に見えないほどの毛細血管が全身の細胞のひとつひとつにまではりめぐらされ、栄養や酸素とともに熱も血液によってはこばれているのです。

「ヒトは血管とともに老いる」とは。古くからいわれますが、毛細血管は加齢や生活習慣の乱れなどで60才くらいまでに40%も失われるともいわれています。
コロナで一日中座ったまま、じっとしたままでは血のめぐりも低下して、毛細血管はどんどんゴースト化していきます。

しかし毛細血管は増やすことができます。
カラダを動かし、筋肉をきたえることで血のめぐりをよくするとゴースト化していた毛細血管をよみがえされることができるのです。
ただ自分の毛細血管は、自分でしか増やすことはできません。
カラダの末端である指先をシゲキすると指先はポカポカしてきます。
そこからでも毛細血管を目覚めさせることはできるのです。

監修:せんねん灸

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